型紙を布に写す方法~失敗例から学んだこと~
2017/09/18
手芸専門店トーカイさん(シュゲール)でかわいいサメクリップが作れるキットが売っていたので買ってみました。
さっそく作ってみたのですが、型紙を布に写す時点で失敗してしましました。
布に写して切り取ってから気付いたんですが、これじゃあ本体部分が縫えない…。
2枚必要だったので布の裏面に同じ向きで2枚印付けをしてそのまま裁断したのですが、これが大きな間違えでした。
この後、表と表を内側にして縫うんですが、この場合片方は表だけどもう片方は裏面になってしまうし、表同士を内側にすると形が合いません…。
軽くショックを受けましたが気を取り直して今度は間違えないようにやり直しました。
型紙を中表の生地に写す方法
1.布を中表にして型紙をまち針でとめる
中表にした布の上に型紙を置き、動かないようにまち針で一緒にとめます。
私はまち針の針を内側にしてとめました。
2.印付けをして裁断する
チャコペンを使って型紙の外側を写し、布用はさみで裁断します。
3.印付けをする
チャコペーパーの色面を下にして型紙と布の間に挟み、ルレットかヘラで印を付けます。
チャコペーパーで隠れてしまうので型紙と布の位置をそろえた後、半分ずつペロンとめくって印を付けました。
しかも家にルレットもヘラもなかったので爪楊枝を使って印を付けました。
思いつきでやったらなんとかできちゃいました。先端を切るともっといいかも!
サメクリップ完成
無事布を切り取り、チクチク縫い合わせていきました。
なんとなく口の部分は赤い糸に変えてみたけど基本はどうなんだろう…。何しろほぼ自己流で縫い進めていきました。
そして中に棉を入れてさし目を付けてフェルトの歯を付けます。綿の入れすぎ?なんだか不格好ですがなんとか完成。
こんな感じで挟めるのでクリップとして使えます。
本当はサメが好きな甥っ子にあげようと思ってたんですが、このクオリティーの低さではとてもあげられないです(汗)
まだ布が余ってるから時間がある時にでもまた新しく作ってみようかな、と思っています。
まとめ
型紙を生地に写す失敗の原因は布の裏面に同じ向きで2枚印付けと裁断をしてしまった事。
正しい方法はズバリ「最初から布を中表にしてから印付けと裁断をすればいい」です。
考えてみたらものすごく単純な事ですよね。
これって裁縫をずっとやってる方にとっては基礎だと思います。きっと私も家庭科の授業で習ってたりしそうですが、かなり久々の裁縫だったのでこんなことすっかり忘れてました。
基礎ってやっぱり大切ですね。これからも少しずつ洋裁やれたらいいな、と思います。