30代乳がん体験記ブログ「しこりの発覚から完治まで」

当時33歳の時、右胸の若年性乳がん(ステージ2a期)に…。思い出したくない・早く忘れてしまいたい事ですが、私の体験が少しでも多くの人の役に立てたら良いと思い体験記を書きました。

手術までの流れ

今まで大きい病気や怪我をすることもなく、至って健康に過ごしてきた私。手術=体にメスを入れるなんて本当は一生したくなかった。
着々と入院と手術の日取りが決まり、手術の1週間前くらいに全身麻酔など、もろもろの同意書にサインしました。
手術後の美容面を考え形成外科の説明も聞きました。お腹の皮膚・脂肪・筋肉を利用して胸を再建するというものです。傷を作るのも嫌だし、体にメスを入れると言う事がただでさえ怖い私には、この決断はとてもできませんでした。

入院の日数はたった3日。手術の前の日から泊まり、手術した2日後に退院といった感じ。こんなんで大丈夫なのかほんと不安でした。
手術に必要なものを用意しなければいけません。案内に書いてあったのは以下の3点です。

T字帯(さらしの布で出来たフンドシのような物)1枚  294円
紙おむつ (長方形の物)1枚 73円
寝衣(前開きの寝巻き)1枚

①と②は売店で購入したのですがバカな私は③の前開きの寝巻きというのは、前がボタンになって開ければ良いと思っていました。ちょうど家にそういうパジャマがあったので購入しなかったのですが、手術の数時間前に看護師さんに注意され(軽く怒られました)、急いで売店に買いに行きました。ほんと浴衣みたいな感じの物です。

今思えばあのパジャマじゃだめに決まってます。せめて案内に文字だけの説明だけじゃなくイラストとかがあればすぐ理解できたんですけどね。

その他にも手術に備えて水のいらないシャンプー、タオル、ヘアブラシ、歯ブラシセット、洗顔・化粧水などと、手術後に起き上がれない可能性もあると思い、ストロー付のコップを用意しました。

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