30代乳がん体験記ブログ「しこりの発覚から完治まで」

当時33歳の時、右胸の若年性乳がん(ステージ2a期)に…。思い出したくない・早く忘れてしまいたい事ですが、私の体験が少しでも多くの人の役に立てたら良いと思い体験記を書きました。

胸のしこりに気付いたきっかけ

季節は冬。私は乾燥肌なのでお風呂上りに手足にボディークリームを塗っていました。でもめんどくさがりなので毎日ではなく気が向いたら塗る程度です。

この日はクリームを出しすぎてしまい、残ったクリームを背中や上半身にも付けていたのですが、ちょうど右胸の下部分にクリームを付けた時一瞬何かがひっかかるのを感じました。

「ん?なんだこれ…」この時には乳がんなんて言葉が頭をよぎる訳でもなく、ちょっと気になるといった程度でした。

しこりの感触

皮膚の下に何かしこりみたいな物がある感じです。例えるのは難しいですが感触は上着のポケットに手を入れて、その手で消しゴムを掴んだ感じです。しかも角がないコロコロした丸い消しゴム。ちなみに痛みは全くありませんでした。

↑この文を旦那に読んでもらったところ、「その感触は睾丸みたいな感じ?」と聞かれました。
さすが男性ならではの発言ですね。当時は考えつきもしませんでしたが睾丸に脂肪が付いた感じと言えばあながち間違ってないかも。

職場での相談

次の日職場の40代女性になんとなく相談してみました。仲も良く信頼してる人だったので触ってもらったりしましたが、しこりがどこにあるかわからなかったみたいです。

自分で触っていてもそうなんですが、ちゃんと掴んだりフィットしないとしこりが逃げちゃうんです。感触をわかってもらえなかったことでこの時にはしこりは気のせいだったのかな、とも思っていました。というかそう思い込みたかったのかもしれません。

また別の日にもう1人の40代の女性の方にも相談したのですが、この方は昔胸にしこりを見つけて病院に行ったことがあるそうです。良性のしこりだったのですが、いつ悪性に変わるかわからなかったので切除したそうです。私も同じように良性のしこりで大事には至らなければいいなと思っていました。

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