30代乳がん体験記ブログ「しこりの発覚から完治まで」

当時33歳の時、右胸の若年性乳がん(ステージ2a期)に…。思い出したくない・早く忘れてしまいたい事ですが、私の体験が少しでも多くの人の役に立てたら良いと思い体験記を書きました。

乳がん検査から完治までにかかった医療費・治療費を公開!

乳がんの検査を受けてから手術・入院・通院にかかった医療費をまとめてみました。領収書は手元にないので市から届いた国民健康保険医療費のお知らせを載せ、それを基にして書いています。
病院からもらった領収書を全部貼ったノートがあったんですが、最初の1年分は高額医療の申請の時に、提出してしまいました。今思えば記録を残すために、コピーをとっておけば良かったと思っています。

国民健康保険医療費のお知らせとは?
「国民健康保険医療費のお知らせ」は市から後日届く通知で、実際にかかった医療費が載っています。私は国民健康保険に加入していて3割負担なので、実際に払った医療費は掲載してある金額の3割の金額になります。

平成23年3月~6月の医療費

23年3月~6月の国民健康保険医療費のお知らせ

  • 23年3月の3,860円は眼科ですので含みません。
  • 23年3月の20,940円は乳癌の検査をした病院での医療費です(実際に払ったのは3割の6,282円)。初めて行った病院なので初診料も含まれています。それ以外はすべて大学病院での医療費です。
  • 23年6月22日から抗がん剤治療が始まりました。

4月には手術をしているので、入院(手術)で572,880円。通院で21,300円。合計すると594,180円になります。いずれも3割負担になるので実際に払う自己負担分は178,254円になります。…ですが、こんな金額を一度に払う事はできないかったので高額療養費制度を検討しました。

高額療養費制度とは?

医療費が高額になる場合、一旦自己負担分(私の場合178,254円)を払った後、後日行政から送られる申請書を申請すると自己負担限度額を超えた分が、高額療養費として行政から支給されます。
でも私には一時的にこんな高額を用意する事はできなかったので、次の手段として「限度額適用認定証」を利用しました。

限度額適用認定証とは?

「限度額適用認定証」を医療機関窓口に提示すると、最大でも自己負担限度額を窓口で負担すれば済むという制度です。
「限度額適用認定証」は役所の国保年金課で申請することにより、交付を受けることができます。
適用は申請した月の1日からです。有効期限は、毎年7月31日までなので、それ以降交付するには再度申請が必要になります。

領収書がないので「国民健康保険医療費のお知らせ」から計算により導き出した金額になりますが、私の場合83,372円を支払っていると思います。
自己負担限度額と言ってもなかなかの高額です。

平成23年7月~12月の医療費

23年7月~12月の国民健康保険医療費のお知らせ

 

平成24年1月~6月の医療費

24年1月~6月の国民健康保険医療費のお知らせ

24年1月11日から月~金曜日の週5日、放射線治療が行われました。終わったのは2月21日です。
今までの3週間毎に1回の抗がん剤治療と重なる日もあるので1月と2月はかかった医療費も特に高額でした。

平成24年7月~11月の医療費

24年7月~11月の国民健康保険医療費のお知らせ

平成24年11月ついに長かった治療が終了しました。

医療費のまとめ

実際の医療費と私が払った自己負担分をわかりやすく表にしてみました。
乳癌完治までにかかった全医療費のまとめ
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実際にかかった自己負担分の医療費の他に、駐車場代や病院までの交通費なども別にかかっています。
相当な金額の医療費がかかった訳ですが、支払いは現金よりクレジットカード払いにした方がお得です。
詳細は関連記事「医療費のクレジットカード払い」をご覧ください

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